スーパー銭湯アイドルユニットとして紅白出場も期待されていた純烈は、ムード歌謡曲と呼ばれるジャンルの音楽を提供しているところが大きな特徴です。
代表曲として知られているのが
「愛でしばりたい」
「今夜はドラマチック」
などがあり、中でも「愛でしばりたい」はオリコンチャートにもランクインした純烈のヒットソングとしてファンの間でも人気が高い曲です。
ジャンルはムード歌謡?純烈の歌う曲ってなんなの?
純烈が歌うムード歌謡って、いったい何?
そんな純烈が歌っている「ムード歌謡曲」がそもそもどんなものなのかというと、歌謡曲の一種として日本で独自に発展した音楽ジャンルのひとつだと言われています。
起源は1950年代ごろで、当時の第二次世界大戦後の進駐軍を相手にしていたバンドが東京の銀座や赤坂のナイトクラブで客の要望に応じて、ムードのあるダンス音楽を演奏したのが始まりだと言われているようです。
ここから全国の盛り場を舞台としたご当地ソングとして発達したものが、現在のムード歌謡として発展したと言われており、1960年代をピークに徐々に歌われる頻度も少なくなっていきました。
ムード歌謡と通常の歌謡曲の違いとしては、曲のテーマや歌詞世界で描かれている時間帯、場所が「夜」または「繁華街」、そして「港」や「空港」などを舞台としているところにあります。
このため通常の歌謡曲よりも男女の恋愛模様や別れなどのムードを重視した歌詞や曲調になっているところがムード歌謡の最大の魅力であり、大人びた艶のある歌声によって世界観に浸りやすくしているのです。
特に昭和の時代はムード歌謡が音楽ジャンルとして確立した時代だと言われており、数多くの歌手がムード歌謡を輩出したと言われています。
古き良き昭和の歌謡曲を、スーパー銭湯アイドル純烈が復活させた
純烈はこのような昭和の雰囲気やムードをコンセプトとした曲を提供していて、アップテンポなダンスナンバーやノスタルジックなラブソング、アッパーチューンなど多種多様な曲調で発表しているところが魅力のひとつです。
特にアッパーチューンは純烈が得意としているムード歌謡で、ポップな曲の中にも歌謡曲ならではの艶のある歌声がムードを演出しているところが男性の色気を感じさせてくれます。
皆様のお陰で満員となりました。
本当にありがとうございます!
当日暖かく晴天に恵まれますように、皆様のお越しをお待ちしております。 pic.twitter.com/JC81lR6Ojc— 白川裕二郎 (@junretsu_yujiro) March 27, 2015
アッパーチューン以外にも、純烈が歌う曲はいずれもJPOPとは異なる昭和の歌謡曲らしい歌謡曲を提供しているところがポイントで、歌謡曲はもちろんムード歌謡の基本を押さえた歌い方や歌詞の世界観が彼らの魅力なんです。
このように、平成の時代から見ると時代遅れのように感じられるこの昭和のなつかしさを感じられるところと、大人の男の色気や可愛らしいところを余すところなく発揮してくれているところこそが、純烈の曲の最大のポイントだと感じています。