2016年頃から、人気・知名度が急上昇したスーパー銭湯アイドル、純烈。
今や、マダムのアイドルとして大忙しの彼らですが、どのようにしてスーパー銭湯アイドルと呼ばれるようになったのか、またスーパー銭湯でコンサートを始めたのはなぜか、今回はそのルーツを探ってみたいと思います。
純烈がスーパー銭湯アイドルになれたわけは?
デビューして間もなくはパッとしなかった純烈
純烈は、アラフォー5人組のムード歌謡グループで、メンバーは元戦隊ヒーロー出身の俳優さんが中心です。
元戦隊ヒーローだけあって、皆さんイケメンですし、平均身長が183センチと見応え抜群!
2007年に、紅白出場を目標として結成、2010年に『涙の銀座線』でメジャーデビューしました。
メジャーデビューしたとは言っても、そこから大ブレークできるのは、ほんの一握りの芸能界。
純烈も、当時はまだまだ仕事が少なく、お金のない日々を送っていました。
仕事と言えば、キャバレーでのステージばかり。
それでも地道にコツコツ活動を続けられていたのは、彼らに「紅白出場」という夢があったからです。
そんな中、とあるスーパー銭湯から、たまたまイベントの出演依頼を受けた純烈は、自分たちの歌を聞いてもらうために、この日も真剣にステージを盛り上げました。
そして、「また来てください。」と言われるように、もうそれは全身全霊をかけてステージをやったのです。
そしてこの偶然の機会から、だんだんと銭湯からお声がかかるようになり、今の純烈人気の原点となったのです。
スーパー銭湯での出会いを大切に、一緒に踊って触れ合える純烈ライブ
もともと戦隊ヒーローが集まっているグループですから、イケメン揃い!
彼らのステージでの歌とダンスは、マダムたちの支持を得て、少しずつ出演機会を増やしていきました。
純烈には、カッコいいパフォーマンスで「見せる」ステージを維持する道もありましたが、メンバーが選んだのはファンと「一緒に踊る」という形。
彼らは、客席にいる人たちとの一体感を作り出すために、覚えやすい振り付けにするよう工夫したのです。
スーパー銭湯でのイベントの際は、客席を歩き回るなどファンとの交流を大切にしていきました。
そのファンサービスの評判は、大人気となった今でも変わることはありません。
ファンの顔を覚えて声をかけたり、一緒に写真を撮ったり、気さくな対応はファンイベントでも健在です。
アラフォーの、大人な包容力が魅力となっている点もポイント。
色々な経験をしてきた大人だからこそ、女性は安心して寄りかかることができるのでしょうね。
純烈というグループ名と親孝行・紅白出場
純烈というグループ名には、
「純粋であり、かつ強く正しく節操や分別がある」
「志を変えずに最後まで貫く」
という意味が込められています。
純烈がスーパー銭湯アイドルと呼ばれるほどの人気を得たのは、地道に仕事を続け、ファンを大切にしながら、純粋に夢を追い続けるという、彼らの人柄から出てくる魅力があったからだと思います。
また、結成当時からお父さん、お母さんに親孝行したいという思い、そしてその形としての紅白出場を目標にしています。
だから、ファンサービスもいいのかなと思います。
まさに純烈という名の通り、これからも夢に向かって頑張ってほしいですね。